ドラム式洗濯機が脱水できない!詰まりの原因と対策・予防

ドラム式洗濯機の詰まりの予防・対策お得情報

最近、ドラム式洗濯機がちゃんと脱水しないの。
乾燥時間や洗濯時間もなんか長くなっているし、湿ったまま・・・
なんかおかしい・・・
「U14」のエラーが頻繁に起こるようになった・・・
困ったなぁ・・・

というお悩みに答えます。というのも、わが家でも同じことが発生していたのです。

似たような悩みを抱えてる方の役に立つ記事を書いてみました。お役に立てる情報であればよいなぁ。

わが家では、ドラム式洗濯機Panasonic製NA-VD110Lを使っています。(もう10年近く使ってます)
マンションなのでコンパクトサイズのNA-VD110Lがよかったのですが、最近になって脱水・排水系統で詰まりが発生して・・・原因と対策の覚書を残しておきたいと思います。
※このNA-VD110Lは、既に生産中止になっています。でも手入れをすればまだまだ使えています(^^)
(その後の洗濯機の様子も追記しました!!今はとても機嫌よく運転しています♪)

 

結論から言うと、「マスク詰まり」「ほこり詰まり」でした!!!
どんなことをしたか解説していきますね。

詰まってしまう前に発生していた現象

予兆としては以下のようなことがあったと思います。

・脱水しきれず、洗濯槽に水が残っている。
・洗濯物が脱水しきれていない。排水できていない。
・脱水後、洗濯物に泡が残っている。
・糸くずフィルターからマスクが出てきた。
・乾燥時間が長くなった。表示時間よりも長く乾燥して終わらない。
・「U14」のエラーメッセージが出るようになった。

などです。

考えてみると、洗濯した排水が洗濯槽に残っていたら、すべての現象と合致しますね・・・(マスクが出てきたのはこの時点では全く謎でした・・・)

実は洗濯槽に水が残っていることに気づいたのは、「おかしいな」と思ってから2~3回洗濯したあとでした。(なかなか気づかないものです)

もしかして詰まってる?洗濯機内?排水口?

脱水しきれていないことに気づいたあと、何が原因か考えてみました。

考えられるのは・・・

1 洗濯機内で詰まっている
2 洗濯機から流される先の排水管が詰まっている

一応「2」も調べてみましたが、こちらは先日マンションで排水管掃除をしたばかりなので問題ありませんでした。ということで、洗濯機内の詰まりだと思います。

自分で治せないかな?できることを探してみた

まずは自分でなんとかできないか、いろいろ調べてみました。

洗濯機を外から見た限り、詰まっている箇所はわかりません。インターネットで調べてみると、同じNA-VD110Vで、洗濯機内で詰まっているのを自分で直そうとした記事がありました。

この記事に沿ってちょっと分解してみようかと思いましたが私のマンションの洗濯機置き場は、調べた記事の設置環境と違って、分解しずらい環境でした(TT)。
(いろいろ工夫して、外しにくかったカバーを外せる環境を作ったのでまた記事にしたいと思います)

まぁ、自分で分解すると保証などは一切効かなくなるので推奨はしませんし、万一事故があったら困ります、と自分に言い聞かせて、結局、業者に頼んでしまいました。(業者に頼んだのかー、と言わずにもう少し読んでみてください)

業者さんに見てもらった結果

業者さんに調べてもらって直してもらってわかった原因ですが・・・洗濯機内の排水管内にこんなものが詰まってました!(この先、閲覧注意!!)

 

洗濯機内の詰まり物

・透明のビニール
・電車の時刻表カード
・ウレタンマスク
・糸くず
など(お見苦しくてすみません)

共通点は「薄いもの」
ドラム式洗濯機の排水って、たぶん隙間から流すんでしょうね。「薄いもの」はその隙間を通ってしまう、と思います。

マスクは今年の新型コロナウイルスで購入しました。使い捨てマスクを使っていたら詰まるのはもう少し先だったかも。といっても仕方ないので、今後の対策です。

業者に頼んだ結果、料金は25.000円でした。(痛すぎです(TT))

ちなみに依頼した業者さんは、インスペクション(株)さんです。
ご年配の方がお一人いらっしゃっいました。洗濯機の構造には詳しい方でしたが、当マンションの環境(設置場所が窮屈)のせいでなかなか分解できず、少しお手伝いすることになりました。

洗濯機の詰まり予防

詰まってしまったら自分で直せない以上、また業者さんを呼んでまた25,000円かかってしまいます。それならまだいいですが、洗濯機買い替えを促進してしまうのも困るので、大切に使いたいと思います。

 

詰まりを予防するチェックポイントです

・ポケットの中身を確認する。ビニールや時刻表、レシートなどを必ず出す。
・ウレタンマスクや薄い靴下など薄いものは洗濯ネットに入れる。
・洗濯機の糸くずフィルターなどはまめに掃除をする。

上記のチェックポイントに気をつけて6か月以上が経過しました。
どうやら再発もせず、洗濯機も機嫌よく働いてくれています(^^)

(追記)
さらに6か月ほど経過しました。
マスクを洗濯用の袋に入れて洗濯する癖もつき、あれから一度も詰まっていません。
「丁寧に使えば、長持ちする」という気がしますね(^^)

(さらに追記)
2022年4月、あれから詰まりは発生していません!ちゃんと洗濯できています。
対策としては成功だったんじゃないかなと思います(^^)

(追記です)
洗濯機の埃掃除用に新兵器を購入しました!これをフィルターのところから奥に差し込んでほこりをからめとることができます。メーカー純正品もあるようですが、それよりもブラシの部分が長いのが選んだポイントです(^^)

 

最近、洗濯機の下部をきれいにしたいと思い、持ち上げる方法をさがしてみました。
(↓)以下の洗濯機台を購入してうまく底上げができました(写真は後日追加予定)
  この底上げのおかげで、洗濯機の下の掃除や、防水パンで外せなかった洗濯機下部のカバーを外すことができて下部の詰まりをとることができました!!!(地味ですがけっこう効果あり)

 

 

まとめ

ドラム式洗濯機(Panasonic製 型番:NA-VD110V)の脱水できない・排水が流れない場合の原因と対策。

原因
・洗濯物に入っていた薄い異物が、脱水時に排水管に流れて徐々に詰まった。
・ウレタンマスクのように薄い洗濯物が排水管に流れて詰まった。
対策
・分解できれば、個人でも修理はできるかもしれません。
(が、推奨しません。保証がきかなくなるのと、万一の事故が心配だから)
・洗濯機の修理をしている業者さんに頼みましょう。
(メーカーに依頼してもいいと思いますが送ったりするのが大変そう・・・)
・修理を待つ間は、洗濯しても汚れが落ちないので近くのコインランドリーを利用しました。
いざというときのため、コインランドリーの場所を把握しておくとよいと思います。
私も2~3回夜中に洗濯・乾燥に利用しました。
予防
・洗濯物のポケットの中身を確認する。ビニールや時刻表、レシートなどを必ず出す。
・ウレタンマスクや薄い靴下など薄いものは洗濯ネットに入れる。
・洗濯機の糸くずフィルターなどはまめに掃除をする。

誰もケガせず、詰まりも直って、買い替えずにすんだので結果的にはよかったと思います。

(追記)
先日、洗濯機の分解清掃にチャレンジしました!
結果は大成功で苦労した甲斐はありました。(乾燥機能が以前の通りに戻りました!)

また記事にしてご紹介したいと思います(^^)
分解清掃のほかにも、ブラシでのほこり清掃やかさ上げ台での周囲清掃、排水口の清掃や、ドラムの洗浄などもできることはどんどんして、ドラム式洗濯機を長く大切に使いたいと思います。
(さらに追記)
給水弁の交換もやってみました!
やるときは自己責任となっちゃいますが数千円の弁の購入と、作業時間1日で、けっこう機嫌よく洗濯・乾燥してくれるようになっています(^^)

おまけ

今回は洗濯機の詰まりでしたが、洗濯機の外の排水管が詰まっても大変です。むしろ、こちらの方が、個人ではなんとかしにくいかも。この場合は、水道救急センターなど水回りのノウハウを持った業者さんに相談するとよいかと思います。

▼排水管が詰まったとき
水回りのトラブルにお悩みの方は、水道救急センターにおまかせ!
▼洗濯機が詰まったとき
インスペクション(株)



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