子ども(小学校低学年)に、
「勉強しなさい!」と何度言ってあげても勉強しない。
「早くしなさい!」と言ってもすぐに動かない。
という悩みへのアドバイスになります。
結論から言うと、「勉強しなさい!」「早くしなさい!」という言葉は「命令口調」となるので、効果としては逆効果になってしまいます。
つまり、「勉強しなさい!」という言葉はやる気を削ぐのです。
本記事は、3分ほどで読める記事ですのでよければ読んでみてください。
命令口調が逆効果になる理由
命令は、子どもの自主性を失わせるのです。なので、命令口調は使ってはいけない言葉です。
お子さんに使うことの多い、
「勉強しなさい」
「早くしなさい」
「ちゃんとしなさい」
といった言葉に対し、子供は「押しつけられてる」と感じてしまい、やる気がなくなっていきます。よかれと思って叱っている行為が逆効果となっているんです。
更に言うと、これらの命令口調は子どもの自己肯定感をも壊してしまいます。
(引用:自己肯定感とは、自らの価値や存在意義を肯定できる過剰などを表す言葉である。(ウィキペディアより引用))
もし使っていたらすぐにやめましょう。
ではどうすればよいでしょうか?
「親にやらされている」と感じる命令口調をやめ、「自分で決める」「自分のために頑張る」という風にもっていきましょう。
わたしが実際にしていることと結果
わたしが実際にしてきたことをお話しますね。
わたしは、前述の命令口調ではなく、以下のように言い換えています。
→ 「学校の宿題は何時からするの?」(問いかけ形)
→「〇〇になるためにがんばろっか!」(はげまし形)※うちの子は、新幹線の運転手になるという夢があるので
かける言葉は「運転手さんになるためにがんばろっか!」です。
とかです。
問いかけ形は、「自分で決めること」で自立・自尊心を育てることにつながりなります。
はげまし形は、「親が見ていてくれる」という安心感を与えることができます。
「勉強しなさい!」と口酸っぱく言って、親子共に疲れてしまっていた頃より、早く机に向かう効果は見られます。親も子も、精神的に楽になっています。
まとめ
・命令口調は、自己肯定感も壊してしまいます。
・命令口調はすぐにやめ、「自分で決める」「自分で頑張る」に向ける。
【問いかけ形】
勉強しなさい! → 何時からしようか?
【はげまし形】
ちゃんとしなさい! → 運転手さんになるためにがんばろっか!
とかが具体的な例です。
やらされるのではなく、自分でやる時間を決めさせることが自立心も養い、また「自分で決めたこと」なので守る確率も高くなりました。
もしもすぐに勉強しなかった場合でも、「約束を守る子は人から信頼してもらえるよ」ということを教えてあげれる機会ができます。
勉強以外にも大事なことを学ばせてあげれますよ。
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